見つけてくれてありがとう。
ここは生真面目に成ることを諦め、馬鹿に成り下がることを厭い、中途半端な知識と偏った常識で、社会を、世界を、人間を、こうあればいいのになぁ…と、ないものねだりを唱える場所です。
小さな悩みから大きな疑問を解決したいがために、忘れないように書き留めるためにあります。
備忘録です。古い表現では「チラシの裏」です。
そんなもので良ければ覗いてあげてください。
投稿者: 三本不明
不安でどうしようもない、頭が冴えすぎて寝られない夜に吐き捨てる完全無欠の文字列ブログ
鏡の国ラプソフィアーネ
救いたいものは何ひとつないけれど
ラプソフィアーネ 君を守りたい
お互い向かい合わせ
僕が笑えば 君が嗤う
僕が怒れば 君が煽る
僕が哀せば 君が愛す
変わり者のラプソフィアーネ
何ひとつ揃わない僕らは
今日も世界を相手に戦って
傷を確かめながら生きている
今は指さえ繋げないけど
ラプソフィアーネ 僕だけが君を知っている
そう 君は
鏡が割れたら逢えるだろうか
まだ時間がかかるだろうか
狂っていると罵る世界を捨てて
いつか触れる時がくるだろうか
ただ君に故に
かわらない
どんなにあなたからの色が薄まろうとも
想うことも 慕うことも そのままであり続ける
どんなかたちでもいい あなたにまた逢えるのなら
その時のために 泣く準備はできている
てっぺんの王様
- ただありけり
- いぬましかえた
- よこそれいきみ
- たよまつけろは
- そぼうほほのろけ
- ままいでたはけ
- よそのはえり
- いききしにいき
鈍色の街
- 翠の進言者
- 素色の暴君
- 蒼の犠牲者
- 暁鼠(あかつきねず)の仲介人
- 紫紺の故人
- 象牙の花嫁
- 真朱(まそお)の裁判官
- 琥珀の子
神様殺し
- 咎人と浮浪者
- 玩具の成れの果て
- 足のもつれた法王
- 滅茶苦茶な言訳
- 舌を噛んだモナ・リザ
- 愉悦の議会
- 消却処分
- ここにはいないない
薬指の暇潰し
- 追いかけっこの子
- 遊びすぎた神さま
- 夜の灯の海
- 雨、独り嗤う
- 接辞な生活
- ヒトノコノコト
- スプーンひと匙の優越
- 総ての終わりは冬の夜に
夜の人々
- ハイビート・バニー
- 片足ピンヒール
- フラフープ・タップ
- ヘール・ボップの彗星
- クラブ・マンホール
- レディオの女王
- レイン・ダンサー
- 月とハイボール
整いすぎた舞台で踊る
- 交わされずに、終われずに
- 偶然に絡みついたふたり
- 囁き合う噂、つんざく歌声
- めまぐるしき敗戦の夏
- 笑ってないで傍にきて
- 置き去られた季節に花
- 押しつけがましき迷子の呪文
- 美しき人ならず
アニタ、もう泣かないで
- 今宵あなたが居なくとも。
- 月まで凍りそうな夜に。
- 今日と明日を区切りたいから、ぼくはもう眠るよ。
- それならいっそ、知らない方がいい。
- ブレる音に戸惑いながら、今居る時間が音速で砕ければいいのに。
- 濁りきった空の下で、求めるものはなにひとつ。
- “女の子”じゃ足りなくて。
- お疲れ。また、明日。