凪のような休日

飼い猫が歩く。
配偶者が掃除をする。
ロールカーテンの隙間から陽が射す。
吊るしっぱなしの風鈴が風で鳴る。

此処は籠とも箱とも檻とも呼ぶに相応しい
穏やかな空間。
大いに自分を甘やかし、無駄という贅沢な時間を過ごす。

明日からまた理詰めの海を泳ぐ為に必要な空間。

投稿者:

三本不明

不安でどうしようもない、頭が冴えすぎて寝られない夜に吐き捨てる完全無欠の文字列ブログ