猫の話

モノクロームの毛並みに黄色の瞳
鼻の黒子がやけに魅力的
ピンと張った六弦がうたた寝合わせふらふら揺れる

陽なたぼっこに夢中なくせに、腹が減った時だけ話しかけてくる
暗闇、まんまる瞳孔が開くと余計に愛おしい
この世の縺れも気にもせず、何処吹く風で過ごしている

怒りも哀しみも憂いも根こそぎ奪う変なやつ

投稿者:

三本不明

不安でどうしようもない、頭が冴えすぎて寝られない夜に吐き捨てる完全無欠の文字列ブログ