役立たず
言葉を呑んでは嗚咽に変えて
現状(いま)に至る経緯を
原罪(かこ)にまで遡ることをではない
何故人生に意味があると信じる
何故自分に使命があると信じる
信じるが故に首を締める苦しさを知り
信じるが故に戦うことを強いられる
苦しみの果てに見える景色が鮮やかに見えるのは
ただ苦しみが無駄ではなかったと思い込みたいだけなのだ
役立たず
言葉を呑んでは嗚咽に変えて
現状(いま)に至る経緯を
原罪(かこ)にまで遡ることをではない
何故人生に意味があると信じる
何故自分に使命があると信じる
信じるが故に首を締める苦しさを知り
信じるが故に戦うことを強いられる
苦しみの果てに見える景色が鮮やかに見えるのは
ただ苦しみが無駄ではなかったと思い込みたいだけなのだ