僕が言葉を綴るのは、誰かに自分を褒めて欲しいことと、医者が勧めたから。
才能なんて無いし、自分に素直さなんて無いし、見栄っ張りな言葉の羅列が手帳を埋め尽くす。 無い無い尽くしのこの僕を知らない誰かが知ってくれるのは悪い気がしない。
だけれども、それがサイト上のアナリティクスの数値であろうが、「いいね」の数だろうが、 君の「良いね」に勝る一言には敵わない。
敵わないんだよ。
結局、僕が求めているものは数値じゃなくて、君の意見。 ふたりだけの楽園だけで良いって思ってしまう。
自己顕示欲とかプライドとか。 要らないんだ。
他人が入り込めないくらい遠い遠いどこか遠くへ君とふたりで生きたんだ。